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教えて!オーロラ 契約書のこと、アポスティーユ認証のこと、英語のこと
2013.03.19

契約書では、末尾の署名欄に契約当事者それぞれの名前を書いて、ハンコを押します。

名前を書くとき、本人が手書きで書くことを「署名」といい、パソコンで印字したり、名前のスタンプを押すことを「記名」といいます。

どちらであっても、契約は有効に成立します。

署名は本人の直筆ですから、契約の信頼度を高める意味では署名の方が確かです。

しかし現実には、近年の契約書では、名前はあらかじめパソコンで印字されていることが多いのではないでしょうか。

 

次に、「捺印」と「押印」は、どちらも印鑑を押すという同じ意味です。

「署名」に続くのに相性がいいのが「捺印」で、「署名捺印」という表現がよくみられます。

また、「記名」に続くのに相性がいいのが「押印」で、「記名押印」という表現がよくみられます。

オーロラとしては、べつに「署名押印」でも「記名捺印」でも問題ないと思います。

 

それでは、署名または記名(以下、「名前」といいます。)と、捺印または押印(以下、「はんこ」といいます)のどちらかでも欠けていると、問題があるでしょうか。

契約が無効になるか、という意味では、どちらかが欠けていても(または最悪の場合、両方がなくても)、それだけで無効ということにはなりません。

契約書の中身を見て、誰と誰が何について合意したのかがはっきりわかり、契約当事者が実際に合意しているのなら、有効です。

したがって、AさんとOさんの契約書にはんこがなかったとして、Aさんが後になって都合が悪くなり、「自分ははんこを押していないからこの契約は無効だ」と主張したとしても、相手のOさんにはその理屈は通りません。

ただし、外部から見ると、名前もはんこもない契約書は、両当事者が本当に納得して作った契約書なのかがわかりにくい。

Oさんが勝手に作ったと言われれば、そのようにも見えます。

Aさんが開き直って裁判を起こしたとすると、Oさんは、「両者の間でこのような話し合いがあり、このように発展して契約に至りました」という詳細を、証拠を準備していちいち説明しなければなりません。

契約書に名前やはんこがあると、名前を書いたりはんこを押したりするときに少なくとも契約書を見ているはずということもあり、たしかに内容に同意しましたという印になります。

ということで、まだ交渉段階の契約書には、署名したりはんこを押したりしません。

あくまでも、最終的に確定したものに、これでOKという意味で署名し、はんこを押します。

 

それでは、署名、記名、はんこのうち、最も信憑性が高いのはどれでしょうか。

一番信頼度が高いのは署名です。

本人の直筆ですから、争いになったときには大きな効力を発揮します。

次がはんこでです。

はんこは別の人物が押すこともできますので、重要な取引だと、実印を押して印鑑証明を提出するという手続を取ることがあります。

(実印は軽々しく人に渡さないだろうという考えです。)

それから最後に記名、となります。

ただ、日本の契約の場では、習慣として署名よりもはんこが重視されます。

たしかに、末尾に赤い印影がない契約書は、落ち着きませんね。

 

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